こんにちは。
晴れたお休みの日には図書館に行きたくなる“はりうー”です。
基本自転車移動の私の家の界隈には、大小4つの図書館があり、仕事やプライベートでの調べものにたいへん重宝しています。

思い返せば子供のころは、地元に木造2階建て(地下に書庫アリ)の何かの収容所みたいな図書館しかなくって、そこは冬寒くて夏はもっと寒いというナゾの施設でした…(理由:暖房設備が超絶みみっちく、代わりに業務用みたいなデカいクーラーが2基設置されているため、夏場の稼働時には施設全体激サムになるという仕組み)。
地下の書庫になぞ入ろうものなら、うす暗くてこのまま閉じ込められるんじゃないかというビビり感が本への興味を上回り、とても居心地のいい空間とは言えませんでした。

それに比べて今はどこの図書館もキレイで快適!
読み物も専門書ばかりでなく、一般雑誌の品揃えも良いので、アレコレ拾い読みしているとスグに時間が過ぎてしまいます。
先日もお菓子の本を調べに行ったハズなのに、四季の和食特集とか見たり、オレンジページ見たり、世界の文房具見たり、SFコーナーで憤ったり、ゲットナビ、週刊ダイヤモンド、クロワッサン、DIME、Tarzan、ホビージャパン…ッは! という感じで当初の目的そこそこに他の本にひっぱられてしまいました。

図書館検索のイラスト

よくネット検索とリアル検索はその過程の経験に大きな差がある、などと言われますが図書館にいるとつくづくそのことと感じます。
欲しい目的に向かって最短一直線!のネット検索に比べ、図書館など現実世界でのモノ探しでは、必要のないエンカウントが頻繁に起きます。無用な情報との遭遇は、決して合理的な行為とは言えない“余計なこと”です。

しかしその“余計なこと”との出会いの何と楽しいことでしょう♪ これまでの自分の興味関心の幅や、知識の量を押し拡げていった大きな要因がそこにはあると思うのです。

図書館に行ったらほんの少しだけ、隣の棚や別の階に足を向けるだけで、そこには“余計なこと”との出会いがたくさん。
お休みの日に予期せぬ一冊との出会いに身を任せてみるのも一興ではありませんか。
そんな偶然の出会いを求めて、今週末も自然と図書館に向かうのでした。